バックスピンとは、ボールの飛球方向とは反対方向にかかるボールの回転を意味する。バックスピンの量を調整できるかどうかは、ゴルファーにとって大事なファクターの一つなのだ。なぜなら、バックスピン量がショットに及ぼす影響が大きいからだ。
例えば、7番アイアンでグリーン目掛けてスイングをしたときに、ナイスオン!!のはずが、実際にグリーンに行くとボールがコロコロと転がりグリーンから出ていた経験はないだろうか?また、飛距離がでないという悩みはないだろうか?
これらはすべて、バックスピン量に関係がある。そこで、今回は7番アイアンを例にとって、バックスピン量そしてダウンブローの関係を説明する。
目次
7番アイアンで理想的なバックスピン量とは?

7番アイアンの理想的なバックスピン量は、約7,000RPMだ。これは、番手ごとの理想的なバックスピン量の計算式から求めることができる。
理想的なバックスピン量 = ” 番手 × 1,000RPM ”
また、あなたのバックスピン量がわからない場合は、大手のゴルフショップで試打をすればわかるので時間のあるときに測定しておくことをオススメする。
その理由は次の通り。アイアンで求められるのは、飛距離を伸ばすことよりも飛距離をコントロールすること。そのため、飛距離が足らない、飛びすぎてしまったという事態は避けなければならない。そのため、バックスピン量を把握しておく必要があるのだ。
それでは、バックスピン量が多い場合と少ない場合ではいったいどういった違いがあるのだろうか?
バックスピン量が多い場合
バックスピン量が多いと、空に向かってボールが吹上り、アゲインストの場合は風の影響を受ける。そのため、飛距離が稼げなくなる。しかし、グリーン上ではボールはバックスピンがかかっているので、止めることができる。
また、低スピンを売りにしたボールも販売されるようになった。ボールを購入するときにはパッケージの背面にどのような特製のあるボールなのか記載がされているので、購入するときには参考にしたい。
バックスピン量が少ない場合
バックスピン量が少ないと、ボールはグリーン上では止まらずにコロコロと転がってしまう。さらに、ショット後に揚力が得られずに途中でボールがドロップしてしまう。距離が稼げない理由だ。
理想のバックスピン量に調節するにはどうしたらいいの?
バックスピン量が多い場合と少ない場合で調整にちがいがあるので、2つ分けて考えてみる。
<バックスピン量が多い場合のチェックポイント>
- スイングの軌道がアウトサイドインになっていないか。
- 右手を使ってスイングをしていないか。
上記の質問に1つでもYESであれば、バックスピン量が多いと考えられる。そのため、少しインサイドアウトにスイング軌道をしてみたり、左手を意識したスイングにするなどを試みる必要がある。
<バックスピン量が少ない場合のチェックポイント>
- スイングの軌道がインサイドアウトになっていないか
- ダウンスイング時にシャフトが寝ていないか
上記の質問に1つでもYESであれば、バックスピン量が少ないと考えられる。そのため、少しアウトサイドインのスイング軌道に変えてみたり、スイングプレーン上をシャフトが動くようにバックスイングを修正するなどを試みる必要がある。
バックスピンとダウンブローの関係

ダウンブローとは、スイングの最下点の前でインパクトをむかえる打ち方である。クラブヘッドが上から下に降りている最中にボールに接触し、さらに、最下点に向けてクラブヘッドが下がろうとしている状態をイメージできるとダウンブローのポイントが把握できる。
このクラブヘッドのフェースには溝がある。この溝に沿ってボールが上から下に擦るように動くためバックスピンがかかるのだ。
また、ダウンブローで打つとロフト角が通常のよりも立っている状態になる。1〜2番手上のクラブと同等のロフト角でインパクトをむかえる。例えば、7番アイアンであれば5〜6番手のクラブを使ったのと同等ということだ。これが意味していることは、ボールが高く上がるということ。
そして、バックスピンがかかるのでボールに揚力が加わる。ボールが高くあがり且つ揚力が加わることで、距離が伸びるのである。
まとめ

- 7番アイアンの理想的なバックスピン量は、約7,000RPM。7,000RPMを基準としてバックスピン量の多いか少ないかが決定できる。
- バックスピン量が多い場合は、ボールが吹き上がってしまうため風の影響を強く受けてしまう。そしてグリーン上ではピタッと止めることができる。
- バックスピン量が少ない場合は、グリーン上にオンしてもコロコロ転がってしまいグリーンをオーバーしてしまう。また揚力が得られずに飛距離が伸びない。
- バックスピン量の調整は、スイングの軌道のチェックを行う。バックスピン量が多い場合は、アウトサイドインになっていないか。バックスピン量が少ない場合は、インサイドアウトになっていないか確認する。さらに、手打ちになっていないかシャフトは寝ていないかを確認する必要がある。
- ダウンブローで打つことができれば、バックスピンがかかりロフト角が立った状態でインパクトをむかえるので揚力且つボールが高くあがるので飛距離が伸びる。
いかがでしたでしょうか?飛距離が伸びない、吹き上がるようなボールが発生する場合は、バックスピン量が影響を与えている可能性がある。一度バックスピン量を計測してみる。そして対策を今回記事を参考に検討してみよう!!




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